【初心者向け】おすすめの中型犬5選紹介! 特徴、歴史、性格、価格について!

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当記事では、おすすめの中型犬について紹介しています。それぞれの特徴、歴史、性格についてまとめているので、犬に興味がある人や犬を飼ってみたい人などは、是非最後までご覧ください。

ビーグル

【特徴】:英語表記 Beagle 原産地(イングランド)短毛種(ダブルコート)

     毛色 ブラック・タン・ホワイトのトライカラー、ブラック・アンド・ホワイト、レッド・アンド・ホワイトなど。

     体高33~41㎝ 体重9~11㎏ 寿命12~15年

     生まれた環境によってサイズが大きく異なる。

            嗅覚が非常に優れ、探知犬や警察犬として活躍している。

                  

【歴史】:1830年代にイギリス人のフィリップ・ハニーウッド牧師によって、ビーグルの基礎が形成されたといわれている。詳細については記録されていないが、サザンハウンド、ノースカントリービーグル、タルボットハウンドなどの犬種を交配して、開発したと考えられている。ウイリアム・ユーアットは、ビーグルがハリアの血も引いているのではないかと考えていたが、ハリアの起源自体不明瞭な点が多いため、詳しいことはわかっていない。昔のビーグルは容姿やサイズ、性格にバラつきがあり、品種として公式に認められていなかった。1840年代には、標準的なビーグルタイプが開発され始め、1885年にはAKC(アメリカンケネルクラブ)によって品種として認められた。1890年になると、ビーグルクラブが設立され、翌年にはハリアとビーグルのマスター協会が設立された。20世紀に入ると、知名度が上がったことで、ビーグルの人気が高まり、世界中に広まったとされている。

 

【性格】:賢くアクティブ、探求心が強く遊ぶのが好き。

     友好的で陽気なため、他の犬とも仲良くできる。

     頑固な一面もあるが、従順なため躾がしやすい。

【価格】:10~35万円

シェットランドシープドッグ

【特徴】:英語表記 Shetland Sheepdog 原産地(シェットランド諸島)長毛種(ダブルコート)

     毛色 ブラック、ブルマール、セーブルをベースとして、ホワイト・アンド・タン

     体高34~40㎝ 体重7~11㎏ 寿命12~13年

     「シェルティー」というあだ名で呼ばれている。

     元々はシェットランドコリーという名称だった。

 

【歴史】:シェットランドシープドッグの起源についてはハッキリとわかっていないが、通説として、シェットランド諸島の住民が島の環境に適した丈夫な牧畜犬を開発しようとしたのが始まりとされている。シェットランドシープドッグの元になったスコットランドの牧畜犬はキングチャールズスパニエルやスピッツの血を引く小さな犬種で、アイスランドシープドッグに似ていたとされている。最初に設立したクラブは、ラフコリーにそっくりな小さな犬種を開発することが求められ、スピッツタイプの犬種にコリーの血を加えることで、現在のシェットランドシープドッグの基礎を形成した。しかし、当初のケネルクラブは品種として認めるのを拒否していた、他のコリー犬種クラブの反対により、シェットランドコリーから名前を変更することを条件とし、1909年に正式に品種として認めた。2年後には、AKC(アメリカンケネルクラブ)からも正式に品種として認定された。

 

【性格】:聡明で忍耐強く、感受性豊かで愛情深い。

     温厚で能動的、忠誠心が高く責任感がある。

     臆病で知らない人や動物に対しては警戒心が強い。

 

【価格】:30~60万円

アイリッシュテリア

【特徴】:英語表記 Irish Terrier 原産地(アイルランド)短毛種(ダブルコート)

     毛色 ゴールデン、ウィートン、レッド・ウィートン、アプリコットなど。

     体高43~46㎝ 体重10~13㎏ 寿命13~15年

     テリアの中で最も古い犬種だとされている。

     「レッドテリア」というあだ名で呼ばれている。

 

【歴史】:アイリッシュテリアの起源について詳しいことはわかっていないが、通説として、ケリーブルーテリア、スコティッシュテリア、レイクランドテリアなどと同じく、ブラックテリアとタンテリアの子孫であると考えられている。一部からは、アイリッシュウルフハウンドの血も引いているのではないかという推測もされている。アイリッシュテリアは運動神経が良く忠実な性格のため、番犬や狩猟犬として重宝されていた。1875年、ケネルクラブから正式に品種として認められ、1879年にダブリンで最初のクラブが設立した。その後、アイリッシュテリアがアメリカに持ち込まれると、あっという間に人気が高まり、1960年代頃まで、世界中で流行していた。特にアイルランド、イギリス、アメリカでは、アイリッシュテリアの人気は凄まじく、全犬種の中でもトップクラスに人気が高かった。現在でもテリア愛好家からは非常に人気が高く、世界中で愛されている。

 

【性格】:勇敢で忠実、情熱的で家族には優しい。

     頑固で気が強く、喧嘩っ早い一面がある。

     運動神経抜群で記憶力が非常に優れている。

 

【価格】:30~40万円

*入手方法は、輸入または譲渡してもらうのが一般的。

プーリー

【特徴】:英語表記 Puli 原産地(ハンガリー)長毛種(トリプルコート)

     毛色 ブラック、ホワイト、シルバー(グレー)、クリームなど。

     体高36~45㎝ 体重13~15㎏ 寿命12~16年

     ロープのような被毛は防水力に優れている。

     意外と筋肉質で、引き締まった体型をしている。

     

【歴史】:プーリーの歴史はとても長く、9世紀頃、マジャール人ハンガリーにプーリーを持ち込んだとされている。当時のハンガリーでは、牧畜犬として、大型犬のコモンドールと共に、外敵から家畜を守っていた。ハンガリー遊牧民にとって、プーリーは年収と同じくらいの価値があった。16世紀に、オスマン帝国ハンガリーが征服すると、ハプスブルク家ハンガリー独自の犬種を繁殖させることを禁止した。1867年にアウスグライヒを経て、オーストリア・ハンガリー帝国が樹立したことにより、合法的な繁殖が許可された。1915年には、ハンガリー人のエミール・ライツィッツがプーリーのFCI認定を申請し、1924年に認定された。その後、FCIのドイツ加盟協会であるVDHによって、プーリーは保護され、1989年には、ジャーマン・プリ・クラブが設立された。「Encyclopedia of the dog」によるとプーリーはプードルの先祖である可能性が高いとされている。

 

【性格】:明るく活発的、寂しいがり屋で甘えん坊。

     頑固でプライドが高いが、家族には愛情深い。

     物覚えが良く、洞察力と判断力が優れている。

 

【価格】:30~60万円

*入手方法は、輸入または譲渡してもらうのが一般的。

バセットハウンド

【特徴】:英語表記 Basset Hound 原産地(フランス)短毛種(シグナルコート)

     毛色 ブラウンアンドホワイト、レッドアンドホワイト、ブラック・ホワイト・タンのトライカラーなど。

     体高33~38㎝ 体重18~27㎏ 寿命10~12年

     猟犬なので嗅覚が優れ、追跡力に長けている。

     初心者でも飼いやすいため、人気が高まっている。

 

【歴史】:バセットハウンドの詳細な歴史についてはわかっていないが、バセットハウンドの先祖は、セントヒューバートハウンドの子孫が自然選択または突然変異したことにより、誕生したとされている。バセットという名前が初めて言及されたのは、1585年にジャック・デュ・フイユーよって書かれた絵入りの書簡だといわれている。当時は、猟犬として、主にアナグマやウサギを狩るのに活躍していた。バセットタイプの犬種は皇帝ナポレオン3世の治世中に人気を博し、1863年にパリで開催された最初の犬の展示会では、バセットハウンドは世界中から注目を集めた。少なくとも1870年代にはイギリスに輸出されており、1890年代になるとイギリスで、より大きいバセットを開発しようと、人工授精でブラッドハウンドと交配させたことで、現在のバセットハウンドが誕生したされている。19世紀後半にイギリスでバセットハウンドに関する基準が定められ、2010年に更新された。

 

【性格】:物静かでマイペース、献身的で辛抱強い。

     頑固な一面があるが、陽気で物怖じしない。

     フレンドリーで優しく争いを好まない。

 

【価格】:30~50万円

まとめ

最後までご覧いただきありがとうございます。今回はおすすめの中型犬を紹介しました。犬との相性は個体によって変わるので、もし、家族に迎える場合はブリーダーにしっかり相談しましょう。