おすすめの大型犬5選! それぞれの特徴、歴史、性格について解説

 

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今回は、おすすめの大型犬について解説しています。性格、歴史、特徴、価格についてまとめているので、大型犬について詳しく知りたい、飼うことを検討している人などは

【大型犬とは】

公式的には大型犬、中型犬、小型犬といったサイズで犬種を区別するという概念が存在しませんが、ここでは一般的な大型犬の定義を紹介します。平均体重が25㎏以上 平均体高が50㎝以上が大型犬とされていて、平均寿命は7~12年です。大型犬は成長がゆっくりな犬種が多く、生後8月頃に骨格が急速に成長し、生後1年6月頃に成犬になります。 

ゴールデンレトリバー 

【特徴】:英語表記 Golden Retriever  原産地(スコットランド)長毛種(ダブルコート) 

     毛色 ゴールド、ホワイト

     体高(52~61㎝) 体重(24~34㎏) 寿命(10~12歳)

     欧米で最も一般的に飼育されている犬種の一つである。

     介助犬やセラピー犬として活躍する子が多い。

 

【歴史】:ゴールデンレトリバーの歴史はハッキリしていないが、通説として、19世紀にスコットランドのダドリー・マージョリバンクス卿(後のツイードマウス男爵)によって開発されたといわれている。ダドリー氏はヌースと呼ばれる黄色いフラットコーテッドレトリバーを基礎犬とした。ヌースはツイードウォータースパニエルのベルと交配し、4匹の子犬が誕生、その後、ヌースの子孫たちはレッドセッター、ラブラドールレトリバー、ブラッドハウンドなど様々な犬種と交配し、現代のゴールデンレトリバーが誕生したとされている。初期は、「フラットコーテッド、ゴールデン」と呼ばれていたが、1911年にはゴールデンレトリバーのための品種クラブが結成されると、「ゴールデンまたはイエローレトリバー」という新たな名称がつけられ、この頃から新しい犬種として認識され始めた。1920年には正式に「ゴールデンレトリバー」という名称で呼ばれるようになった。

 

【性格】:優しくフレンドリー、寛容的で愛情深い。

     好奇心旺盛でポジティブ、知的で気配りが得意。

     寂しがり屋な一面があり、とても甘えん坊。

 

【価格】:20~60万円

サモエド

【特徴】:英語表記 Samoyed 原産地(シベリア)長毛種(ダブルコート)

     毛色 ホワイト・ビスケット、クリーム、ピュア・ホワイト

     体高(50~60㎝) 体重(18~30㎏) 寿命(12~14歳)

     サモエドスマイルという笑顔のような表情が魅力的。

     原始犬に近く、筋肉質で耐寒性に優れている。

 

【歴史】:サモエドの歴史は古く、原始犬に近いとされている。この犬種は数千年間に渡り、遊牧民であるサモエド族と共に隔離された生活を送っていた。1889年にイギリスのアーネスト・キルバーン・スコットがサモエド族のもとを訪れ、およそ3ヶ月間、サモエド族と一緒に過ごした。その後、アーネスト氏は何匹かのサモエドを母国に持ち帰った。現在、ヨーロッパ諸国に存在するサモエドは、アーネスト氏が持ち帰ったサモエドの子孫だと考えられている。昔はブラックやタンといった毛色のサモエドも存在していたが、ホワイト系のサモエドが好まれたため、20世紀初頭からイギリスで本格的に改良が勧められ、現代ではホワイト系が主流となった。1909年にイギリスで最初のスタンダードが誕生し、1912年にはイギリスケネルクラブから正式に品種として認定された。輸入された当初、アメリカではエキゾチックな犬種として見られていたが、1956年以降、流行し始めた。

 

【性格】: 穏やかで我慢強く、友好的で親しみやすい。

     無邪気で遊び好き、忠実で争いを好まない

     頑固な一面もあるが、難勉で甘えたがり。

 

【価格】:30~60万円

セントバーナード

【外見】:英語表記 St. Bernard 原産地(スイス)短毛種・長毛種(ダブルコート)

     毛色 ホワイトの地色にレッドブラウンの斑またはブラケット、イエロー寄りのブラウン、レッドブラウンに少しブリンドルが入ったもの

     体高(60~90㎝) 体重(50~90㎏) 寿命(8~10歳)

     現在ではスイスの「国犬」に指定されている。

     最近はセラピー犬として活躍する子も増えている

 

【歴史】:詳しい歴史はわかっていないが、有力な説として、セントバーナードの先祖は、2世紀頃にローマ帝国軍の軍用犬として飼育されていたモロシア犬だとされている。17世紀頃からアルプス山脈にある「聖ベルーナール修道院」で山岳救助犬として活躍し始め、20世紀初頭まで2000人以上の人を救助したといわれている。特に「バリー」と呼ばれるセントバーナードは、生涯で40人以上の人を救ったされ、今でも多くの人から慕われてる。1690年にイタリアの芸術家サルバドール・ローザによってセントバーナードの絵画が2枚描かれ、1707年には聖ベルーナール修道院の僧侶によって、初めてセントバーナードに関する記録がとられた。19世紀、病などが原因で絶滅危機に陥っていたが、ニューファンドランドと交配することで種を存続することが出来た。1884年にスイスで、セントバーナードクラブが設立され、1887年には国際畜犬会議で正式にスイスの犬として認められた。

 

【性格】:温和で大人しい、知的で強い責任感を持つ。

     社交的で辛抱強い、従順で思いやりがある。

     用心深い一面があり、判断力が優れている。

 

【価格】:25~50万円

オーストラリアンシェパード  

【特徴】:英語表記 Australian Shepherd 原産地(アメリカ)長毛種(ダブルコート) 

     毛色 ブルーマール、レッドマール、レッドトライ、ブラックトライ

     体高(46~58㎝) 体重(16~32㎏) 寿命(12~15歳)

     牧羊犬、介助犬聴導犬として活躍している。

     ペットやショードッグとしても人気が高い。   

                                                

【歴史】:オーストラリアンシェパードの歴史についてわかっていないことも多いが、有力な説として、1800年代にヨーロッパのバスク地方からオーストラリアに移住した羊飼いが飼育していた牧羊犬が先祖であると考えられている。羊飼いがアメリカに移住する際に牧羊犬も一緒に持ち込み、その後、アメリカでボーダーコリー、グレートピレニーズ、ラフコリーなどの様々な犬種と自然交雑することでオーストラリアンシェパードが誕生したとされている。20世紀半ばまで、オーストラリアンシェパードは主にカリフォルニア州を中心とする米国西部の羊飼いによって牧羊犬として飼育されていた。1977年に現在の犬種基準が施行され、1979年にUKC(ユナイテッドケネルクラブ)から、1990年代になるとAKC(アメリカンケネルクラブ)から品種として認められた。20世紀後半からドックショーで見られることが多くなり、現代では欧米諸国で非常に人気が高い犬種となっている。

 

【性格】:陽気でアクティブ、献身的で家族思い。

     賢く物覚えがいい、冷静沈着で大人しい

     人見知りな一面があるが、誠実で優しい。

 

【価格】:30~50万円        

アフガンハウンド 

【特徴】:英語表記 Afghan Hound 原産地(アフガニスタン)短毛種、長毛種、房毛種(シングルコート) 

     毛色 レッド、ブルー、ブラック、クリーム、ブリンドルなど。

     体高(65~74㎝) 体重(23~34㎏) 寿命(12~14歳)

     原始犬に近く、古代から狩猟犬として活躍している。

     視力が良くて足が速い、高い耐久性を誇る。

 

【歴史】:正確な歴史については解明されていないが、ペルシャサルーキが先祖と推測されている。一説では、紀元前4000年前頃には既に存在していたとされており、古代エジプトの遺跡からアフガンハウンドらしき犬種の工芸品が発掘されている。中東からアジアに伝わったと考えられ、最終的にアフガニスタンの山岳地帯に定着するようになった。アフガンハウンドは主に遊牧民が飼育しており、現在でも番犬や猟犬として活躍している。アフガニスタンの人々はこの犬種を高く評価しており、時には宝物のように扱うこともあった。アフガンハウンドは近代まで輸出が禁止されていたため、世界に知られるようになったのは最近である。第二次アングロ・アフガン戦争後にイギリスに持ち込まれると、美しく品がある外見から貴族を中心に流行した。20世紀にショードッグとして欧米諸国を中心に世界中で人気が高まり、1925年にはKC(ケネルクラブ)から品種として認められた。

 

【性格】:温厚でマイペース、いたずら好きで愛情深い。

     頑固で束縛を嫌うが、知的で判断力に優れている。

     自立心が強く、猫みたいといわれることが多い。

 

【価格】:30~50万円

【飼う時の注意点】 

大型犬を飼うときの注意点として4つ紹介します。

  1. 大型犬は運動量が多く毎日2~3回、3~4㎞の距離を歩く必要があります。
  2. 体が大きく、餌の量が多いため食費がかかります。餌はなるべく添加物を使ってないものがいいでしょう。
  3. 部屋の温度を調整する必要があります。*適正な温度は犬種によって変わります。
  4. 犬が体調を崩したときに相談できるように近所の動物病院についてはしっかり調べておきましょう。

【まとめ】

最後までご覧いただきありがとうございます。今回はおすすめの大型犬について解説しました。犬の性格や特徴は犬種によって様々です。もし、犬を家族に迎えることを検討している場合はその犬種についてしっかり調べておく方がいいでしょう。