【エキゾチックアニマル】日本で飼える珍しい動物7選!性格や生態について解説。

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当記事では、日本で飼えるエキゾチックアニマルを7選紹介しています。気を付けたほうがいい法律や飼うときの注意点、それぞれの生態や性格、価格などについてまとめているので、エキゾチックアニマルに興味がある、飼ってみたいという方は是非最後までご覧ください。

エキゾチックアニマルとは】

公益社団法人日本獣医学会などにおいて使用される「犬猫を除くすべての飼育動物」に対する総称又は「一般的なペットとして飼われている動物以外で、特に外国産の動物や野生由来の動物」。エキゾチックとは「異国風の、風変わりな、外国の」という意味です。

動物愛護管理法とは】

正式名称は「動物の愛護及び管理に関する法律」で、昭和48年に法律として制定されました。平成11、17、24年、令和元年に法改正が行われています。この法律の目的は、動物の愛護と適切な管理(危害や迷惑の防止)などです。対象は家庭動物、展示動物、産業動物、実験動物など人が占有する動物で、罰則は懲役5年又は500万円以下の罰金です。

【鳥獣保護管理法とは】

正式名称は鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律」で、昭和38年に基本的な形が整い、平成14年に法改正され現在の形のなりました。この法律の目的は、鳥獣の保護と適切な管理(鳥獣が及ぼす被害の防止)などです。対象は鳥類、哺乳類、ネズミ・モグラ類、海生哺乳類に属する野生動物(二ホンアシカ・アザラシ5種・ジュゴン以外の海生哺乳類、いえねずみ類3種は対象外)で、罰則は懲役1年又は100万円以下の罰金です。

マーモット

【特徴】:哺乳類齧歯目リス科マーモット属に分類される動物の総称 

     分布(ロッキー山脈、アルプス山脈ピレネー山脈など)                   

     体長30~70㎝  体重3~7㎏  寿命12~18年(飼育下)

     生態 ・大型のリスで短いが丈夫な脚、穴掘りに適した大きな爪、頑丈な体を持つ。

        ・環境によって毛色が異なり、草原など開けた地に生息している種は淡い色の個体が多く、森林地帯に生息している種は暗い色の個体が多い。

        ・群れで行動し土中や岩の間などに巣穴を作る。冬季は冬眠する。

        ・危険が迫るとホイッスルのような警戒音でお互いに知らせ合う。

        ・草食性で草、野菜、果物、コケ、地衣類、木の根、花を食べる。

 

【性格】:高度な社会性を持ち警戒心が強い、温厚で仲間同士のコミュニケーションを大切にする。

  

【価格】:相場は50~100万円

リスザル

【特徴】:哺乳類霊長目オマキザル科リスザル属を構成する霊長類の総称 

     分布(コロンビア南部、フランス領ギニアボリビア、ブラジル中央部)

     体長23~35㎝  体重0.6~1㎏  寿命10~20年(飼育下)

     生態 ・体色は黄色から黄褐色、耳、顔、胸毛が白く、口の周りが黒い。

        ・主に南米中部のアマゾン川流域に生息し、群れを作って生活している。

        ・樹上では尻尾でバランスを取り、素早く移動することができる。

        ・手のひらと足からしか汗をかくことができない。

        ・果物、野菜、肉、昆虫、モンキーフード、ドッグフード、乳製品などを食べる。

 

【性格】:感性が豊かで好奇心旺盛、人懐っこく寂しがり屋。コミュニケーション能力が高くなつきやすいです。

 

【価格】:相場は40~60万円くらいです。

ミーアキャット

【特徴】:哺乳類綱食肉目マングース科スリカータ属に分類される食肉類 

     分布(南アフリカボツワナアンゴラナミビア

     体長25~35㎝  体重0.6~1㎏  寿命10~15年(飼育下)

     生態 ・背面は黄褐色や灰褐色や灰白色で、暗褐色の横縞が入る。

        ・石や岩の多い荒地やサバンナに生息し、地中に直径10㎝の巣穴を掘って生活する。

        ・太陽に向かって尾を支えにして直立し、体を温める習性を持つ。

        ・群れには1組の優位オスと優位メスがいて、このペアのみが繁殖活動を行う。

        ・昆虫、爬虫類、小型哺乳類、鳥類、果物、野菜、キャットフードなどを食べる。

 

【性格】:警戒心が強くて用心深い、環境の変化に弱く慣れるまで時間がかかります。好奇心旺盛で寂しがり屋な一面も。

 

【価格】:相場は15~40万円くらいです。         

ワラビー 

【特徴】:哺乳類(有袋類)双前歯目カンガルー科カンガルー属 

     分布(オーストラリア、ニュージーランドブリテン諸島オアフ島

     体長25~75㎝  体重25㎏以下  寿命10~15年(飼育下)

     生態 ・生物学的にカンガルーとの明確な区別は存在しない。

        ・一般的に種の平均が25㎏以下のものがワラビーと呼ばれている。

        ・後ろ足で跳躍して移動をする、育児嚢で子育てをするなど基本的な習性はカンガルーと同じである。

        ・森林地帯や岩の多い地域、半乾燥地帯の広大な草地、都市近郊の森林地帯など様々な環境に適応し幅広く分布する。

        ・野菜、果物、牧草、ペレット(草食動物用)などを食べる。

 

【性格】:臆病で神経質、野性味が強くて懐きにくいが好奇心旺盛でどんなことに対してもすぐに興味を持つ。

    

【価格】:相場は15~60万円

ナマケモノ

【特徴】:哺乳類(変温動物) 有家目 ナマケモノ亜目 夜行性 草食性

     分布(南アメリカ、中央アメリカの熱帯林)

     体長40~75㎝  体重4~8㎏  寿命30~40年(飼育下)

     生態 ・四肢が長く、前脚の方が後脚より長く発達している。長い鉤爪を持つ。

        ・基本的に単独で行動し、繁殖期を除いて互いに交流することはほとんどない。

        ・生涯のほとんどを樹上で過ごす。週に1度程度、地上に降りてきて、排泄を行う。

        ・地上での動きは鈍いが、泳ぎは上手。変温動物で温度変化に非常に敏感。

        ・葉、果物、新芽、コケをなどを食べる。*少食で1日に食べる量は8~10g程度

 

【性格】:温厚で大人しい、野生では単独で行動するため社会性はあまりありません争いを好まず、ストレスに弱い。

 

【価格】:70~200万円くらいです。

カピバラ

【特徴】:哺乳類 齧歯目 テンジクネズミ科 カピバラ属 夜行性  草食性

     分布(南米のほぼ全域)

     体長100~135㎝  体重35~65㎏  寿命8~12年(飼育下)

     生態 ・体毛はタワシのように硬く長い、体毛の密度が低いため、水を弾き易く乾きやすい。

        ・南アメリカ東部アマゾン川流域を中心とした、温暖な水辺に生息している。

        ・泳ぎは得意だが雨に濡れることは好まない。寒さが苦手。

        ・前歯は伸び続けるため、木や石を使って研ぐ必要がある。

        ・野菜、果物、イネ科の植物、ペレット(草食動物用)などを食べる。

 

【性格】:穏やかでマイペース、あまり攻撃的ではなく基本的に何事にも動じない。家族思いで人に懐きやすい。

 

【価格】:相場は60~80万円

コモンマーモセット

【特徴】:哺乳類 霊長目 オマキザル科 コモンマーモセット属 昼行性 雑食性

     分布(ブラジルの北東部、南東部)

     体長20~30㎝  体重200~500g  寿命10~18年(飼育下)

     生態 ・長い尾が特徴的で、体毛の色が多色で、茶色、灰色、黄色が混ざっている。

        ・大西洋岸の森林、内陸の半落葉樹林、サバンナの森や河川の森などに生息する。

        ・大家族で安定した群れを作り、その中で繁殖するのは数匹である。

        ・多くの場合は一夫一妻だが、一夫多妻、あるいは一妻多夫が観察されたこともある。

        ・昆虫が主食、モンキーフード、果物、樹液、種子、花などを食べる。

 

【性格】:臆病で警戒心が強い。温厚で知能も高いが気分屋な一面があり、躾には時間がかかる場合がある。

 

【価格】:相場は30~60万円

 

【飼うときの注意点】

  • エキゾチックアニマルを売ってるペットショップが少ない
  • 飼育に必要な用品が売ってない
  • 今後、条約や法律が変わる可能性がある。
  • ネット上にあまり情報が載ってない。
  • エキゾチックアニマルを診てくれる病院が少ない。
  • 動物本体や環境整備などにお金がかかる。
  • 部屋の温度を調整する必要がある。

【まとめ】 

 最後までご覧いただきありがとうございました。今回は日本で飼えるエキゾチックアニマルについて紹介しました。エキゾチックアニマルを飼育するは法律や条約が変わったり、飼育費用がかかったり何かと苦労することが多いですが、それ以上にエキゾチックアニマルは魅力的で愛らしいです。エキゾチックアニマルを家族にしたいという人は、飼育方法についてしっかり調べ、なるべくストレスの少ない環境を整えてあげましょう。