*このブログはアフリエイト広告を利用しています。
当記事では、プレーリードッグについて解説しています。特徴、歴史、性格、価格についてまとめています。プレーリードッグについて詳しく知りたい方は是非最後までご覧ください。
プレーリードッグの特徴
学名 Cynomys Rafinesque
哺乳網ネズミ目リス科プレイリードッグ属に分類される動物の総称
分布(北アメリカ大陸の草原地帯)
体長30~38㎝ 尻長8~10㎝ 体重1~2㎏
寿命 野生では3~5年 飼育下では6~10年
性質 ・口と口でキスをしたり、抱き合ったりすることで挨拶を交わす。
・一夫多妻制で「コテリー」と呼ばれる家族を形成する。
・縄張りに他のコテリーのオスが侵入してくるとお尻の臭腺から臭い出し威嚇をする。
・縄張り争いで敵対するオスを生き埋めにすることもある。
・「タウン」と呼ばれる広大な巣穴を作ることで知られている。
・巣穴の中は子供部屋、寝室、トイレなど用途によって部屋が分けられている。
・巣穴内の平均気温は年間を通して15℃前後といわれている。
・巣穴周辺の草が伸びると、プレーリードッグは視界確保のためそれらを刈り取る。
・刈り取った後は柔らかく栄養価の高い草が伸びてくるため、巣穴周辺にはそれらを求める動物が集まる。
・プレーリードッグが去った草原は荒れ、砂漠化が進むといわれている。
・巣穴の入り口にマウントと呼ばれる見張り台を造り、見張りをする習性がある。
・天敵にはコヨーテ、タカ、オオカミ、ピューマ、アメリカアナグマなどがいる。
・天敵が近づくと「キャン キャン」という鳴き声を発して仲間に警告する。
プレーリードッグの歴史
プレーリードッグという名前は少なくとも1774年には既に使用されている。1804年に書かれたルイス・クラーク遠征隊(アメリカ合衆国)の日記には「フランス人がプレーリードッグと呼ぶ動物の巣を発見した」と記録されており、遠征から2年後にはアーカンソー川でゼブロン・パイク中尉によって目撃されいる。プレーリードッグはエキゾチックアニマルとして人気が高く、2003年まで北アメリカ、ヨーロッパ、日本でペット取引に行われていた。しかし、2003年半ばにアメリカのウィスコンシン州マディソン地区で飼育されていたプレーリードッグがサル痘に感染したことで、CDC(米国疾病管理予防センター)とFDA(食品医薬品局)はアメリカ国内での捕獲、販売、輸送を禁止する共同命令を発令し、EU(欧州連合)もこれに対しプレーリードッグの輸入を禁止した。2008年になると、CDCとFDAは禁止令を解除し、プレーリードッグの捕獲、販売、輸送は再び合法化したが一部の州では禁止令が発行されている。EUは野生で捕獲されたプレーリードッグの輸入禁止を解除していない。これは野生で捕獲された個体は死亡率が高いため、ヨーロッパの主要なプレーリードッグ協会がアメリカからの輸入に反対しているからである。日本では、ペストや野兎病などの感染症を媒介する恐れがあるため、2003年から輸入は禁止されている。
プレーリードッグの性格
社会性が高く仲間同士のコミュニケーションを大切にするといわれている
穏やかで人懐っこい、エネルギッシュで好奇心旺盛だといわれている。
警戒心が強く、敵対している相手には攻撃的になる場合がある。
プレーリードッグの価格
約30~70万円
*現在、日本では国内で繁殖した個体のみ販売が許可されている。
まとめ
最後までご覧いただきありがとうございます。今回はプレーリードッグについて解説しました。現在は輸入が禁止されたことで価格が高騰化していますが、愛らしい見た目と人懐っこい性格から依然として人気が高いです。