レッサーパンダについて徹底解説!特徴や歴史、性格について!

 

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当記事では、レッサーパンダの生態について解説しています。特徴や歴史、性格についてまとめているので、レッサーパンダについて詳しく知りたい人方是非最後までご覧ください。

レッサーパンダの特徴

学名 Ailurus fulgens

哺乳網食肉目レッサーパンダレッサーパンダ属 夜行性または薄明薄暮

分布(インド北東部、中華人民共和国四川省)、ネパール、ブータンミャンマー北部)

体長50~63.5㎝ 尻長28~48.5㎝ 体重3~6㎏ 寿命8~10年(飼育下では約15年)

性質 ・標高1500~4800mにある温帯・亜熱帯の森林や竹林に生息する。

   ・群れは作らず単独で縄張りを形成し生活する。オスはマーキングでし縄張りを主張する。

   ・全身は長く柔らかい体毛で覆われ、足裏も体毛で覆われる。

   ・背面は赤褐色で、腹面や四肢・耳介外側は黒い。

   ・耳介はやや大型の三角形。指趾の数が5本。爪を少しだけ引っ込めることができる。

   ・前足の種子骨が指状の突起に変化し、指と向き合っているため物をつかめることができ、頭を下向きにして樹を降りることができる。

   ・主にタケやタケノコを食べるが、小型哺乳類や昆虫、鳥類の卵、果物なども食べる。

   ・鳴き声は1~3月にかけての発情期に最もよく見る。

   ・2歳で人間の20歳前後に相当し、子どもを産めるようになる。繁殖様式は胎生。

   ・3歳からは1年ごとに人間の4歳分の歳をとる。

   ・威嚇をする時は、後ろ足で立ち上がり手をバンザイして、自身を大きく見せる。

   ・天敵としてユキヒョウやテンなどがいる。  

レッサーパンダの歴史

1825年にフランス人のフレデリック・キュヴィエによって初めてヨーロッパで公表され、「Ailurus fulgens」という学名がつけられた。フレデリック氏の記述はインド北部で産出された歯や皮膚、顎の骨、足、歯などの動物学的標本とアルフレッド・デュヴォーセルの記述に基づいている。1821年にはトーマス・ハードウィックがレッサーパンダについて記述していたが、トーマス氏の論文は1827年に出版された。20世紀初め、多くの科学者がレッサーパンダをアライグマ科に分類し、レッサーパンダジャイアントパンダの親戚だと考えていたが、後年の研究でジャイアントパンダはクマ科であることが判明した。1982年の研究では、この種をレッサーパンダ科に分類し、1995年にはミトコンドリア分析によりレッサーパンダはアライグマ科と密接な関係にあることが判明した。21世紀に入るとさらに研究が進み、レッサーパンダはアライグマ科、イタチ科、スカンク科を含むイタチ上科に分類され、2020年にはサンプルを遺伝子解析した結果、インド北部と中国のレッサーパンダの個体群は約25万年に分離していたことが明らかになった。現在、レッサーパンダは違法取引や森林破壊などの影響で数が減少しており、絶滅危惧種に認定されている。

レッサーパンダの性格

警戒心が強く何か異常が見られるとすぐに攻撃態勢に入る。

見た目に反して凶暴な一面があり、怖がりで縄張り意識がとても強い。

動物園で飼育されている個体は穏やかなものが多いとされている。

まとめ

最後までご覧いただきありがとうございます。今回はレッサーパンダの生態について解説しました。レッサーパンダはその可愛らしい外見から非常に人気が高い動物です。しかし、近年では絶滅危惧種に認定され、レッサーパンダが生息している国では保護活動が活発化しています。日本は飼育数が世界でもトップクラスに多くレッサーパンダの繁殖に貢献しています。