*このブログはアフリエイト広告を利用しています。
当記事では、カナリアについて解説しています。特徴や性格、歴史、価格についてまとめているので、カナリアに興味がある方は是非最後までご覧ください。
カナリアの特徴
スズメ目アトリ科カナリア属に分類される鳥類
生息地:海抜1700mまでの高度にある果樹園や雑木林といった二次林
体長11~20㎝ 体重12~30g 寿命8~10年(20年以上生きた個体もいる)
性質:野生種は群れで行動し、小さな縄張りをそれぞれのペアで守る。
高さ1~6mの木ややぶに小枝や苔、草など材料にカップ型の巣をつくる。
オスは野生種、飼養種のどちらも澄んだ美しい声でさえずる。
毒物に敏感であることから毒ガス検知に用いられることがある。
カナリアの性格
- 臆病で警戒心が強くセキセイインコやオカメインコ、文鳥などと比べると懐きにくい。
- 自立心が高く、あまり構ってもらえなくてもストレスを感じることはない。
- 激しいスキンシップを好まないので、コンパニオンバードには向いていない。
- 雛から育てれば手乗りになるくらいには懐くことがあるが、初心者が雛から育てるのは大変だといわれている。
カナリアの歴史
17世紀頃、スペイン人の船乗りによってヨーロッパの持ち込まれ、愛元鳥として品種改良された。当時は修道院の僧のみが本種の巣引き技術を有しており、捕まえたカナリアを繁殖させ、きれいな声でさえずるオスのみを販売していた。これにより供給が不足し価格が高騰化し、富裕層だけが飼うことができた。やがて、とあることをきっかけにイタリア人がメスの入手に成功し巣引きにさほどの技術を要さなかったことから、各地で繁殖され価格が安定したことで民衆の間でも飼育されるようになった。18世紀半ばには、スウェーデンのカール・リンネによって「System Naturae」の第10版の記載された。当初は、カナリアをヨーロッパセリンの亜種として分類し、フリンジラ属に割り当てていたが、数十年後、フランスのキュヴィエはそれらをカナリア属に再分類した。日本には江戸時代にオランダ人によって長崎に持ち込まれた。古来から日本ではとりのさえずりを楽しむ文化があったため、鳴き声が美しく可愛らしい見た目をしていたカナリアはあっという間に人気になっていた。当時は盛んに輸入され、武士や知識層に愛玩されたといわれている。
カナリアの種類
- レモンカナリア・・・もっとも一般的な品種として知られている。
- ホワイトカナリア・・・色変わりのカナリアとして近世に入り最初に開発された品種。
- レッドカナリア・・・南米のショウジョウヒワと交配し作出された品種。本来は淡い赤色だが、人参やカロテンなどの薬剤を餌に添加することで色揚げを図る。
- リザード・・・現存するカナリアの中で最も古い品種。外見が野生種に似ている。羽毛には絹のような光沢がある。
- ノーウィッチ・・・イギリスで作出された品種でずんぐりとした体形で黄色やオレンジ色が好まれる。体長は16.5㎝以内という規定がある
- ヨークシャー・・・イギリスで作出された品種でかつては小型の個体がが好まれていたが、現在では大型である。
カナリアの価格
カナリアの相場は15000~30000円
まとめ
最後までご覧いただきありがとうございます。今回はカナリアについて解説しました。昔からその愛らしい外見と美しく鳴き声から人々の間で人気がありました。カナリアは警戒心が強く懐くタイプではないので、たくさんコミュニケーションをとりたい人には向いていませんが、忙しくてあまり構ってあげられない人や観賞用として楽しみたい人にはオススメです。